■「WEB体験可視化」の実例紹介  【その3】

右側はどのような構造になっているのでしょうか?

右上には、第二のテーマである「量子力学の文系への応用」関連のページがあり、 右下には、「量子力学入門書の紹介」や「専門サイトへのリンク集」があります。

「全単語×全ページ」の空間

右側は、下が理系的で、上が文系的、という構造のようです。

左側の上下方向も同時に考えると、下が「オーソドックス」で、上は「ちょっと変わった趣向のもの」 という、共通する構造があるのかもしれません。

「量子力学の入門サイト」にとって、専門書や専門サイトの紹介は、いわば「あたりまえ」の世界です。 それに対して量子力学を文系に応用するというのは、やや変わったアイデアです。

同様に、左側の「基本コンテンツ」も、左下の最初の2ページ分は、オーソドックスに文章 で説明しているのに対し、左上の9ページ分は、文系の人にもわかりやすく、 「数式の意味を図で説明する」という新しい方法を試みています。

このように、この「来訪者が体験した空間」は、2つの軸を単純に組み合わせたものではなくて、 多数の、複雑に絡み合った概念構造を反映しています。 水平方向と垂直方向の2軸だけでなくて、 斜め方向にも、たくさんの概念軸が存在します。

さらに、各来訪者の位置も知ることができます。   次へ >